お伝の会のメンバーは、神奈川の地でそれぞれが抱える「困難の共通点」を理解し合い、希望の社会へと一歩、踏み出す対話を始めるために集まりました。
対話の場、そして学びと実践の “輪” を広げていくためにソーシャルワーク(*)を入り口として、メンバーがそれぞれ講師を務める、小規模な連続講座を開催しています。
*なぜソーシャルワークなのか?
~ ~ ~
この社会にはさまざまな問題がうめこまれている。
だから、それらを掘りおこし、専門的な知見を活かしながら、ときには行政にはたらきかけ、ときには地域の人的、社会的資源をフル活用しながら、人びとの「よりよい生」を実現していく「だれか」が必要となる。
こうした「しごと」をつうじて社会の変革をめざす、それがソーシャルワークである。
担い手であるソーシャルワーカーは、ただのサービスの提供者ではない。社会資源の利用と発掘、さらには、それらの接続をはかり、人びとの背後にある複雑な問題を解きほぐしていく。
だからこそ、彼らは、社会の改革者となる。
~ ~ ~
井手英策『幸福の増税論―財政はだれのために』(岩波新書、226ページ)より。
<「小さな学校」ソーシャルワーク連続講座(全8回)>
―あなたと共に、学びと実践の“輪”を広げていきたい―
【第1回】2019/01/31 →【YouTube】
地域をつなぎ、地域で学ぶ「あおいけあ」
<講 師>加藤忠相さん(株式会社あおいけあ代表取締役)
【第2回】2019/02/25 →【YouTube】
だれもが力いっぱい生きていく地域文化を育てる~国籍・障がい・世代の壁を越えて~
<講 師>三浦知人さん(社会福祉法人青丘社 事務局長)
【第3回】2019/03/08 →【YouTube】
食が紡ぎ出す、世代を超えた地域のつながり
<講 師>早川仁美さん(地域のお茶の間研究所さろんどて代表)
【第4回】2019/4/23 →【YouTube】
地域全体の子育てが生み出す共感と当事者意識の輪
<講 師>原 美紀さん
(認定NPO法人びーのびーの事務局長/港北区地域子育て支援拠点どろっぷ施設長)
【第5回】2019/5/21 →【YouTube】
コミュニティづくりを醸成する装置としての特養と保育園の可能性
<講 師>馬場拓也さん(社会福祉法人ミノワホーム常務理事)
【第6回】2019/6/19 →【YouTube】
共に生きる地域をめざして
<講 師>裵 安(ペイ・アン)さん
(NPO法人かながわ外国人すまいサポートセンター理事長)
【第7回】2019/7/23 →【YouTube】
地域の反対を超え、交流そして担い手に~地域文化を耕す障害者施設~
<講 師>名里晴美さん(社会福祉法人「訪問の家」理事長)
【第8回】2019/8/22 →【YouTube】
問題解決能力の高い地域づくりを目指して~小田原市の地域コミュニティ組織(仮)
<講 師>府川悟志さん(小田原市地域政策課長)